要件はそこにある⁉️

これまでわたしは、お客様と要件定義を進めて行く上で、お客様には、要件があると思っていました。

お客様にもよりますが、抽象的な要望はあってもなかなか具体的な、要件はないのが現状でです、このたも要望から要件にし、仕様に落とし込みを行います。
ただ、この仮定でお客様からやっぱり、こっちの方がよい等の要件がコロコロかわります
また、どんどん要件も膨らみとりとめがなくなり、『お客さん、いい加減にしてくださいよ~(`Δ´)』となります
今までは、本当にお客様はわがままだな~、しまいには、逆ギレかよ等のグチがよくありました

しかし、この考えが一変する出来事が起こりました。
それは、わたしが、念願のマイホームである一戸建て自由設計ができる機会があった時の話です。
わたしは、普段からの凝り性でもあったため、自由設計の写真集や、間取り図の本を購入し、モデルルームも毎週末にみてまわり、いい物件があれば写真撮影をしました。
そのなかで、先ずは大切にしたのは、導線設計です、まだ生まれもしていない子供の姿を想像し、家に『ただいま~っ』と帰りきたら、顔を見合せる為に必ずリビングを通る、嫁の炊事、洗濯、風呂からの水回り導線などです、また、念願である吹き抜けは必ず欲しいとの願望、これらをかなえる為に、方眼用紙を買ってきて、35坪の敷地に見立てたスペースに、トイレ、風呂、リビング、子供部屋×2、寝室、吹き抜け、小さな和室等のパーツを作成し、あーでもない、こーでもないをしながらようやく間取りにパーツを入れて完成し、今までのモデルルームで見たやりたい、ニッチ収納、出窓、キャトウォーク、ベランダに続く大きな窓等の写真を添えて設計事務所に乗り込み自身な思いの丈を力説すると、柱が必要です、この面には、これだけ大きな窓はむり、扉の開く方向と取り合いが考えられてない、予算オーバーしてます、様々なダメ出しをされ意気消沈、、、
しかし、気分を取り直し、再設計へ、今度は敷地内に収まらない、部屋を削る必要がある、そをなあんなこんなをしていくうちになんとか間取りが完成しました。
しかし、その間取りは妥協した物であり、その後、夫婦で話をして、この家で一生暮らして行く上で何が大切かを見つめ直しました、やはり家族が笑顔でくせみんなが集まれるリビングが一番大切なのでそこは、妥協せずにまた、当初の導線も守ることになり、大幅変更となりました
当然、設計士からは、ボロクソに言われてましたが、なんとか一から付き合ってくれました。当時の設計士さんすいません、、

わたしは、この経験した事により、これまでお客様には、要件があり、なぜこれ程まで仕様変更をするのだろうという考えがかわりました
お客様には、漠然とした要望はあるが、具体的な要件まではないと思いました
この為に、お客様は何を実現したいのか、これを実施する為の絶対に譲れない物はなにか?、それを理解した上、お客様と同じ目線で要望から要件に、そして仕様に落とし込みをしています

いまは、お客様からは以前のような要件変更はほぼなくなり、感謝して頂いてます

このお客さん、ワガママだ‼️っと思った時は、自身に渇を入れて、考え方を改めてみては、いかがでしょうか?


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